こんにちは、みけ猫です。
「人生の三分の一は睡眠です!」というコマーシャルがあったように、睡眠は生きていくうえで必ず必要になることですよね。
ですが、最近では成人の20%以上の人が不眠に悩んでいるともいわれています。
その中には医者にかかり、睡眠薬や睡眠導入剤を服用している人も多いのだとか。
今、不眠によって苦しむ人が増えているのはなぜなのか。
少しお話させていただきますね。
便利故のデメリット
そもそも不眠を抱える人は、どうしてそのような状態になってしまったのでしょう?
これは現代日本ならではの症状だと言えます。
昔は珍しかったパソコンも、今ではどこの家庭でも見かける時代です。
当然、仕事にパソコンを使う機会も多くなり、パソコンを使うデスクワークによって体調を崩す人が増えているのです。
一日中ずっとパソコン画面を見ていると精神的にも疲れ、同じ態勢で仕事をするので体も同時に疲れます。
それでも、デジタルによる利便性はさらに加速して求められる一方で、アナログの仕事は減ってきています。
一度知ってしまった便利さは、忘れることも無くすことも出来ません。
なのでデスクワークは、きっとこの先も誰かが続けていかなければならない仕事でしょう。
更なる便利の追撃!
とは言っても、ブラック企業でもない限り、仕事以外にも自分に使える時間があるはずですよね。
家に帰ってしっかり休めば、大概の問題は片付きます。
ですが、ここでさらに「スマホ」という敵が現れます。
スマートフォンはパソコンを小さくしたようなものですし、画面が小さい分、目の負担も大きいです。
けれど、今の若い世代の人たちに「スマホがない生活」は難しいですよね。
SNSをチェックしたり、動画を見たり、アプリゲームをしたり。
当たり前に傍にあるものを無くすことは、デジタルの便利さと同じようにとても困難です。
よって、家に帰ってもなんとなく寝る前までスマホを見てしまい、日中に抱えた疲労をうまく解消できず、寝つきの悪さや眠りが浅くなるなど、不眠の症状につながるのです。
未来のために、出来ることから改善を
スマホもパソコンも避けられない現代で重要なのは、ズバリ睡眠の質の改善です!
日中の仕事で疲れても、質の良い睡眠を取れれば疲れを解消することができます。
睡眠には大きく分けて深い眠りと浅い眠りの2種類があり、一晩の間に2種の眠りを繰り返します。
質の良い睡眠とは、2種の眠りのバランスがちょうどいい睡眠です。
質の良い睡眠を得るには、
夜の10時以降には何も食べない
眠る前にテレビ、パソコン、スマホは見ない
といった工夫が必要ですが、そもそもこの記事で問題になっているのが、スマホへの依存です。
だけどスマホは見たいし、ゲームもしたい!
はい!そのお気持ち、よくわかります!
SNSの情報はあっという間に変わりますし、ゲームをしたり漫画を見ることだって楽しみの一つです。
そこで、ちょっとした提案をします。
仕事が終わってから眠るまで、ずっとスマホを使うな、とは言いません。
まずは眠る前の30分だけ、スマホを遠ざけることから始めましょう!
電子機器から発せられる独特の明かりを少し遠ざけることで、睡眠の質は改善されていきます。
そして音楽を聴きながら眠ることもおすすめです。
寝る前にゆったりした音楽を聴くことで緊張がほぐれ、睡眠の質が良くなります。
また、音楽を聴きながら眠ることを続けると、次第に音楽を聴くだけで体が睡眠モードに入り、寝つきも良くなる効果が出てきます。
今の時代、デジタルはどうしても手放すことが出来ない物になっています。
だとしたら、手放せないものに合わせて、人間が工夫をして改善していかなければいけません。
パソコンやスマホが悪者にならないよう、出来ることから改善を始めてみましょう!

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