【大人の発達障害】私が働くための工夫【ASD/ADHD】

闘病記
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私は大人になってから、発達障害の診断がおりました。

こんにちは!くまです。

私は大人になってから、発達障害の診断がおりました。
発達障害の検査を受けたきっかけは・・・大学を卒業した後、非正規雇用で職場を転々とし、30歳を過ぎたある日、「私がこんなに転職回数が多いのは、もしかしたら私に何か問題があるからでは?」と思ったからです。

思えば・・・人生初の集団生活である幼稚園では、集団に馴染むことができず、いつも一人で行動していました。また、一人でいることが問題だとも思えず、小学校に入っても、一人でいました。休み時間は、教室か図書室で読書していました。中学校では、激しいいじめにあっていたようなのですが・・・そもそもシカト(無視)とかされても、一人でいることが普通の私にとっては意味はなく・・・周囲は大変心配していたようでしたが、それも気にしていませんでした。高校でも一人。大学では、グループワーク等はグループでやりましたが、それ以外は基本的に一人。・・・就職するまでは、いわゆる「ぼっち」状態でも、あまり大きな問題は起きなかったのです・・・。

大学在学中の就職活動では、30社ほど、お祈りされました。

しかし、非正規雇用なら、簡単に面接に通ったのです。

しかしながら、勤務し始めると、人間関係がうまくいかず、いじめられて退職というのを繰り返しました。

発達障害の診断がおりて、気持ちが楽になりました。

発達障害の診断がおりて、気持ちが楽になりました。

だって、私がいじめられるのは、私の性格が悪いとか、態度が悪いとか、そういうことじゃなくって、単に、多数派である定型発達の人たちから、少数派である発達障害の人がいじめられるという社会の構図のせいだとわかったから。

しかも、障害者手帳を取得して障害者となったいまでは、就労継続支援A型事業所である株式会社ソマチッドで、同じような仲間たちとともに、毎日楽しく働くことができているのです。

私が働くために、自己努力で施している工夫

  • 聴覚過敏という症状に対して、ノイズカット耳栓という耳栓を使用しています。インナーイヤータイプなので、装着していても、外からは、耳の穴を覗かない限りわかりません。また、この耳栓は、ノイズだけをカットするので、装着したままでも、人と会話したり、電話で会話することもできます。
  • 光過敏という症状に対して、ブルーライトカットメガネを装着しています。
  • パニックになった時に、自分で落ち着くために、手触りの良いふわふわのマスコットを鞄につけて、常に持っています。
  • パニックになったら、目をとじて、「4カウント吸う-2カウント止める-8カウント吐く」という呼吸法を実施しています。
  • わからないことは、質問するようにしています。
  • 指示を受けるときは、メモを取るようにしています。

会社側に配慮してもらっていること

  • 時々、話をきいてもらっています。
  • 私の頭上の電灯を消してもらっています。
  • 席はすみっこに配置してもらっています。
  • すぐ側に無言で居続けないように配慮してもらっています。
  • 自己努力では解決できない、どうしても実行不可能な作業からは、はずしてもらっています。
  • 通院のための欠勤。
  • 他にも沢山あると思うのですが・・・いま挙げられるのは、ざっとこんな感じです。

ADHDの人が苦手だといわれるスケジュール管理について

一般に、ADHDの人はスケジュール管理が苦手だといわれますが・・・はい、私も苦手でした。

昔は紙の手帳を使っていましたが、私は字が下手なので、自分で書いた文字が、後で読めないこともしばしば・・・。

現在では、仕事の予定もプライベートの予定も習い事の予定も、全て、グーグルカレンダーで一元管理しています。
そして、グーグルカレンダーを見て予定を確認することを、朝・昼・夕の食後のルーチン化しています。

これで、すっぽかしと遅刻は、ほぼなくなりました。

おわりに

うーん、私の障害については、もっともっと書きたいことは沢山あるのですが・・・つらい経験が多かったためか、どうしても怨念が出てきてしまって、なかなか、人様に読んでもらえる話にならなくて。
いつか、全てを笑って話せる日が来ますように!

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