室内での遊び、と考えたとき、何を思い浮かべますか?
今はゲームなどの種類も増え、家の中で出来る遊びも変わってきていると思いますが、遊びながら何かを学べるとより楽しいですよね。
そこで、遊びと学びを合わせることの出来る遊びとして、ジグソーパズルなんてどうでしょうか?
大人も子供も
最近はゲーム内でプレイできるパズルも多くあります。
ですがやはり、ジグソーパズルのように直接触って作り上げていくのは、大きな達成感を得られるもの。
その達成感に大人も子供も関係ないのは、ジグソーパズルの魅力の一つだと私は思います。
大人から子供まですべての世代に受け入れられ、また協力して作っていくことでコミュニケーションも取れるなんて、すごい物だと思いませんか?
コロナウィルスで外出制限や自粛ムードの今、自宅でジグソーパズルに挑戦することをお勧めしたいです。
ジグソーパズルから得られるもの
ジグソーパズルの魅力には完成した時の達成感と、年齢に関係なく楽しめることがあると私は思います。
ですが、パズルによって得られるものは達成感だけではありません。
パズルをするために頭を働かせて考えることは、人に様々な効果をもたらしてくれます。
幼少期からパズルに触れる
人は幼児の頃から、いつの間にか自然とパズルに接していることが多いと思います。
四角い箱などに様々な形の穴が開いていて、その穴と同じ形のブロックを選んで穴に入れる。そんなおもちゃを一度は見たことがありませんか?
このようなおもちゃはいわゆる育成玩具ですが、これも立派なパズルになるのではないでしょうか。
ジグソーパズルとはだいぶ違っていますが、パズルは幼児でも遊べるものだと思います。
子供のパズル
言葉や絵を理解し始めると、出来るパズルの範囲にイラストが加わります。
人気アニメのキャラクターや好きな物が描かれているパズルだと、子供も興味を持ちやすくなるかもしれません。
パズルのピースを組み合わせてイラストを完成させるのは、子供にとって大きな達成感になります。
どうすればイラストが完成するのか?と考えながら行うことで達成感だけでなく「自分でもできた!」という自信も得られます。
「自分でもできることがある」という自信は、子供にとって大きな力になります。
またピースを手で持つことで手指の使い方を覚え、脳の育成を助けます。
小学生以降になると、ピースに凹凸が付いたジグソーパズルも出来るようになり、ピースの数も増えていくでしょう。
そしてパズルのピースが増えるほど完成まで時間がかかり、考える時間が増えることで集中力も上がります。
上がった集中力は、中学から難しくなる勉強や、その先に待つ受験の力にもなるでしょう。
大人のパズル
もちろん好き嫌いや得手不得手はあるでしょうが、パズルは子供だけでなく大人でも十分に楽しめます。
大人になったからこそ買える大きなパズルは、部屋に飾れば素敵なインテリアです。
自分で完成させたパズルはきっと愛着も大きいでしょう。
家族と一緒に作り上げるのも楽しいものですし、良いコミュニケーションになります。
実はジグソーパズルには検定があり、極めればジグソーパズルの達人になれるんです。
検定を受けるのに年齢制限はありませんので、大人になってからパズルを始めるのもアリだと私は思います。
例えば高齢になって退職し、時間ができた。
暇つぶしにパズルを始めたら、案外面白くてハマってしまった。
それならいっそのこと、検定に合格することを目標にしよう!
なんて言う話も、悪くないと思いませんか?
高齢になるほど脳の働きも衰えていきますが、手指を使った細かい作業や、1つのことに集中して考えることは、脳の衰えを抑える効果もあるようなので、一石二鳥になるのではないでしょうか。
ジグソーパズルをやってみよう!
ジグソーパズルはピースの数や描かれているイラストによって難易度が変わります。
今回は、ジグソーパズルをする際のポイントをいくつか紹介します。
最初は外側から
ジグソーパズルをするときは、外側から組み立てる、というのは良く知られている話だと思います。
ジグソーパズルに描かれているものにハッキリした境界線がない場合、パズルの真ん中から作るのは大変ですよね。
そんな時は、パズルの形の特性を利用してみましょう。
パズルのピースには四方に凹凸がありますが、一番外側の部分になるピースは4面の内1面あるいは2面が凹凸のない真っすぐな形をしています。
真っすぐになっている面があるピースは必ず一番外側で使うので、最初の目印として組み立てやすい、というのがこのポイントです。
形と色をよく見て
パズルを組み立てるとき、空のように同じ色が多く使われている場所では、似たような色のピースが複数出てきます。
そんな時は同じ色の系統のピースを集め、ピースの形をよく見て、合いそうなピースがあれば何度も変えて探してみましょう。
また例えば空の風景を作るとき「同じ空」に使うパーツでも、濃い色を使った場所や、雲が重なっているところなど、目印になりそうな部分から作るのも一つの手です。
色彩の微妙な違いを探すのも、脳にとっていい刺激になるかもしれません!
組み立てて終わりではなく・・・
ジグソーパズルのメインの作業はもちろんピースを組むことですが、すべてのピースを当てはめれば終わり、というわけではありません。
ジグソーパズルは組んだままでは崩れてしまいますので、最後に糊付けをして枠に入れるまでを作業の内だと思っておきましょう。
ジグソーパズルの糊付けは少し難しいのですが、慣れてしまえば簡単です!
糊付けの時のポイントは、外側から内側に向けてのりを塗っていくことです。
外側から内側に向けて塗ると、ピース同士を押し付けあうので、力加減が出来ていれば崩れにくくなります。
糊付けはパズルの表面に均等にのりを塗っていく作業ですが、糊付けが上手くできるとパズルの表面に光沢が出て、とても綺麗に仕上がります!
まずは小さいサイズのパズルで、糊付けに慣れていくのがおすすめです。
慎重に、丁寧に、を意識して頑張ってみてください!
ジグソーパズルの魅力 まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はジグソーパズルから人が得られるものと、ジグソーパズルを組む時のコツをご紹介させていただきました。
ジグソーパズルは絵のように平らな物でしたが、近年では立体のパズルも定番になってきましたし、パズルのピースに蛍光塗料が使われていて暗い場所で光るパズルなど、インテリア目的のパズルも多くなっています。
また、学校の授業で木を切ったパズルを作ったりしませんでしたか?
自分で作った物に愛着がわくことは多いですし、大人になってからもっと細かいパズルを作ってみたり、子供用に簡単なパズルを作ってあげるときっと喜んでくれると思いますよ。
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