発達障害あるある【実際起きた出来事】

発達障害
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はじめに

いつもお世話になっております。株式会社ソマチッドのおなすです。

今回は発達障害あるあると題して私おなすが実際に起こした出来事をいくつか紹介していきたいと思っています。

その1 見ていてください

2歳の息子を幼児用の椅子に座らせて、午後のおやつタイムのときでした。
妻からは「〇〇たん(息子の愛称)を見ていてね」と言われ文字通り私は見ていました。
そのうち息子がクリームサンドビスケットで遊び始めたのですが、わたしはそれは問題ないと思ってスルーしてしまったのです。

あとで妻から「見ておいてねって、単に見るだけじゃなくて、食べ物で遊んでいたらやめさせてね」と注意されました。

その後はそういう失敗はしないようになっていますが、言葉を字義通りにとらえてしまうことがよくあります。
具体的な指示があれば間違いは少なくなるとは思いますが。指示を出すほうもわりと大変ですね。

その2 落ち着きがない

学級崩壊なんて言葉もありますが、私は子供の頃さすがに授業中に椅子から立ち上がって教室から出ていくようなことはありませんでした。

しかし、通信簿には授業中落ち着きがないとの記述が・・・。たしかに私は今でも、じっとしていても体のどこかが動いてしまいます。子供の頃から「手遊びをするな」とよく親や教師に怒られていた覚えがあります。

通信簿に落ち着きがないと書かれた直接の原因はおそらく授業中に授業と関係のない先の教科書のページを読んでいたからだと思われます。
うちの家庭は非常に教育熱心で小学校の時1日4時間勉強していました。そのため予習のしすぎで授業の内容はすでに頭に入っているので授業が退屈すぎて先のページを読んでいたのです。

いまでも研修などで資料を事前に渡されても、絶対事前に見ないようにしています。なぜかというと前述のような行動を研修などでしてしまうからです。そこら辺のメンタリティは大人になってもあまり変わっていないような気がします。
周囲の人からは「子供っぽい」とよく言われますが、実際に心は子供のままだと私は思っています。

その3 真剣に聞いていれば覚えられる

私は元来メモを取らなければなんでも忘れてしまうので、仕事のときなどはとくにメモを人より多く取る傾向にあります。

若い時ある会社に出向で行った時の業務内容の説明の際「メモを取るな」といわれました。説明してくれていたのは課長だったのですが、課長いわくメモをとることに集中していると覚えられないと言われ、そのレクチャーの時はメモを取らずにお話を聞きました。

さて、結果は賢明な読者であればお察しのことと思いますが、全く話している内容を記憶することができませんでした。そのようなこともあって、私は大切なことはメモするようにしています。不思議なもので一度書くとわりと忘れないものですね。

その4 うそをつくな

詳しい話は割愛しますが、子供の頃親からは「うそをつくな、正直に話しなさい」と言われて育ちました。そこで私は何事も正直に話をしていたのですが、正直に話すと「うそをついている」と言われ親の怒りに油を注ぐ結果によくなっていました。

ここで、定型発達の人ならば、親の求めている「正直」とは、親が言ってほしいことを言うことだと学習するのですが、私は発達障害があるため、怒られても「正直」に話し続けていました。

いまでは、本当のことを言うよりも多少の罪のない嘘があったほうが人間関係がうまくいくと学習していますが、それにもかなり時間がかかっていますし、その理解で合っているのかどうかいまだに不安があります。

わかり易い例として親との関係を挙げましたが、親だけでなく、職場の人達や友人関係でもこのことは問題を多く起こしていたように思われます。

その5 言わずにおれない

昔私は、思ったことをすぐ口にしていまい、それで他人の話の腰を折ったり、他人がしゃべっているのを遮って話すことが多くありました。

なぜそのようなことをしていたかと言うと、思いついたことをすぐ忘れてしまうからです。ですがそれも変な話で、いまでは思いついたことを忘れてもいいし、人に無理して伝えなくてもいいと思っているので、他人の話を遮ったりすることはなくなりました。

しかし、他人が話してるときに口を挟まない努力というのは、私にとってかなりの労力で、「普通の人のふり」をするのは結構大変です。

おわりに

今回は発達障害あるあるとして、発達障害の当事者である私が実際に困ったことを書き出してみました。定型発達の人の発達障害への理解および、発達障害の人の参考になればと思い筆を取りました。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それでは、ソマチッドブログでまたお会いしましょう。

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