こんにちは、みけ猫です。
突然ですが、皆さんは「巻き爪」になったことはありますか?
巻き爪は足の親指に出やすく、爪の両端が内側に巻き込んでしまっている状態のことです。
実は私は、両足の親指が巻き爪になっています。
私の場合は巻き爪ですが痛みを感じることが無いので、今までは特に気にせず、放置していました。
ですが最近、整体院にお世話になったことがきっかけで、いろいろ考えたことがあるのです。
今回は私の実体験を元に記事を書かせていただきます。
(実体験=実際に経験した怪我なので、苦手な人はご注意ください!)

始まりは、足の怪我
私が巻き爪になったきっかけは、小学生の頃までさかのぼります。
小学4年生の時、掃除のために机を教室の後ろ側に下げていたら、机が私の左足の上に倒れてきたのです。
そのトラブルで、私は左足の親指の爪が剥がれてしまいました。
欠けたのではなく丸ごとベリっと剥がれたので、小学生だった私は当然大泣き。
小学生の頃だったので、今ではその時の痛みはほとんど覚えていませんが、当時に「二度と経験したくない」と思ったことは覚えています。
連絡を受けた母が学校に駆けつけて病院に行ったのですが、指は爪がはがれた状態にはしておけないので、剥がれた爪を普通に生えているようにかぶせて、新しい爪が生えてくるまで待つことになりました。
爪がすべて生え変わるまで時間がかかりましたが、無事に完治。
ですが、その時から左足の親指の爪が、少し浮いたような、変な形で生えてくるようになったのです。
怪我で全部剥がれたせいだろうから、そのうち治るかな。
と、深く考えずにいたのですが、これが現在まで続く負の連鎖の始まりでした。

あれ、右足も?
左足の親指の爪は、浮いた状態から徐々に両端が曲がり、少しずつ巻き爪になっていきました。
そして、左足の怪我からどれくらい経ってからだったのか。
はっきりとは覚えていないのですが、ふと気付いた時には、右足の親指の爪も巻き込むような形になっていたのです。
左足のように怪我をしたわけでもないのに、なんでだろう?
疑問には思ったのですが、巻き爪でも痛みは感じなかったので、私は放置していました。
左足の痛み
そして現在。
私はソマチッドに勤めてから少し手を痛めてしまい、整体院にお世話になることに。
それは今も続いていて、週に1回のペースでリハビリに行っています。
最初は手を診てもらうのが目的でしたが、ある日、通勤中にカクっと左足をひねってしまい、それは徐々に強い痛みに変わっていきました。
手が痛んでも会社には行けますが、足が痛くて歩けないとさすがに会社にも行けません。
仕方なく、通っている整体院で左足も診てもらうことに。
すると、担当のスタッフさんから「歩くときの重心がおかしい」という指摘が。
自分ではよくわからなかったのですが、「歩き方がおかしい」「靴の裏のすり減り方が変」というのは前から母によく言われていました。
母から言われてもなんとなく流していたのですが、整体師の人に言われたら「やっぱり変だったんだ!」と認めざるを得なかったです。
どうやら私は足の裏の外側に重心がかかりすぎているようで、左足の外側の筋肉が常に引っ張られている状態だったようです。
しかもそれは最近始まったことではなく、かなり前から癖がついていたのだろうと言われました。
必要ない部分に力が入ってしまう状態が続き、溜まった負担が足をカクっとひねったことで限界を突破!痛みにつながったのです。
そして手に加えて、足のリハビリも始まりました。
私の場合、重心がズレているせいで必要な筋肉が衰えていたので、まずは正しく歩くのに必要な筋肉を鍛えることに。
筋肉を正しく鍛えるのは時間のかかることですが、ゆっくり、気長に治療していくことになりました。

もしかして・・・
ここ最近、私は整体についての記事を書くことも多く、自分の実体験を交えて書くこともあります。
自分が体験したことで、記事の内容に使えそうなものは・・・と考えたところ、この「巻き爪」のことを思いつきました。
そして巻き爪について調べてみることに。
すると、意外なことに気付いたのです。
巻き爪の原因の1つに、「指に力がかからない状態が長く続くこと」とあったのです。
「指に力のかからない状態」
これは私の場合、左足の親指の怪我をした時に、無意識の内に親指をかばう歩き方をしていたのではないだろうか?
そして、左足の歩き方が変わったことで右足の歩き方も変わり、右足の親指も巻き爪になったのでは?
もしかして、両足の親指を使わない歩き方をずっと続けていたせいで、今回の左足の痛みにつながったのではないか?
全てが驚くほど綺麗につながって、納得すると同時に、普段の行動の重大さを感じました。
怪我一つで歩き方が変わり、歩き方一つで足を痛める結果になってしまった。
痛みがないからと放置せず、早くに巻き爪の治療をしていれば、今の痛みにつながることはなかったのだろうか?
偶然にも、この記事を書くことが、自分の行動を顧みるきっかけになりました。
知れたのだから
私は今回、この記事を書いたことで、そしてソマチッドで整体について知っていくことで、自分の不調のきっかけを知ることができました。
塵も積もれば山となると言いますが、今の私の左足の痛みは、小学生の時にした怪我から無意識に親指をかばう歩き方を続けた結果なのではないかと思います。
絶対それが原因であるとは言えませんが、これ以上、自分の足を痛めないためにも、足のリハビリだけでなく、巻き爪の治療もするべきなのかもしれない、と思っています。
今回は理由を知ることができたので、何らかの形でその経験を活かしたいと思い、この記事を書かせていただきました。
巻き爪の改善方法
巻き爪は最近ではわりとよく聞く症状で、治療法もいくつかあります。
実は私も、巻き爪の治療を受けたことはあるのです。
私が受けた治療は、巻き爪になっている爪の両端に穴をあけ、そこに針金を入れて針金の力で皮膚に巻き込んでいる爪を持ち上げる、という方法でした。
穴をあけるといっても、爪切りで切れる範囲の爪に穴をあけるので、痛みはありません。
爪に針金を付けたまま過ごし、ある程度爪が伸びると針金を外して爪を切り、また別の穴をあけて、と繰り返します。
ですが、この方法は少し衛生面が気になりますし、穴をあけたりする手間もかかります。
強迫症状もある私は衛生面もあり、長くは続けませんでした。
とはいえ、その治療をやったのは私が高校生の頃。
今ではもっと簡単に巻き爪の処置ができます。
ゴム製のクッションゲルを親指にはめるだけで、爪と皮膚の間にクッションが入り、痛みを緩和してくれます。
ゴム製なので洗うことも出来て、衛生面でも安心!
このゲル自体に治療の効果は無いのですが、巻き爪は「指に力がかからない状態が長く続くこと」が原因です。
痛みが弱くなって正しく歩けるようになると、巻き爪の改善も期待できます。

最後に
私は痛みがないことで悪い部分を放置し、結果として現在の痛みの原因を作ってしまいました。
皆さんは、ごまかしている不調はありませんか?
今は小さな不調でも、後々大きな不調に変わることもあります。
たまには自分の体と正直に向き合うことが大切なのかもしれません。
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