はじめに
いつもお世話になっております。株式会社ソマチッドのおなすでございます。
随分と前に障害者を対象とした公務員の採用試験を受けると申し上げましたが、今回1次試験の選択式のテストと小論文を受けてきました。その顛末を今回の記事で書きたいと思います。
試験前のいろいろ
今回受験した公務員採用試験では、2次試験は面接となっていて、1次試験前からソマチッド内で面接のための訓練を受けました。この訓練を受けるまでは私もかなりボーッとしていて、受験勉強はしていたのですがいまいち試験を受ける実感がわかずに過ごしていました。しかし訓練を受けてスイッチが入ったのか、その日から私は試験の準備をしっかりとするようになりました。
就職活動は一人でするものと思いがちですが、ソマチッドのスタッフのサポートを受けることでかなり楽にこなせるようになりました。
余談:面接対策で出てきた問題点など
面接の対策をする上で個人的に出てきた問題点を記して行こうと思います。
まず問題になったのが分離礼がきちんとできていなかったことです。
分離礼とは「ありがとうございました」などとお礼の言葉を述べてからお辞儀をすることで、私の場合は「ありがとうございました」の「した」を言う辺りで頭を下げていたのでそこを修正して喋り終わって一呼吸おいてから礼をするようにしました。
次に問題になったのは、視線でした。
わたしは障害のせいか人の目を見るのが苦手です。しかし、苦手とはいえ目を見ずに話すのは失礼にあたることはわかっているので、こちらは実際の試験までの課題になりました。
個人的には相手の目を見て話すのが難しいときは胸のあたりを見るようにしています。それでも訓練によってだんだん相手の目を見て話せるようになってきているように思います。
試験準備
試験準備としていろいろなものを用意していったのですが、私が特筆すべきだと思ったことは筆記用具など、試験当日に持ち込むものでした。
最終的に試験当日に机の上においていたものは、受験票、シャープペンシル2本、消しゴム2個、麦茶の入った水筒、コーラのペットボトルでした。
用意して使わなかったものはマークシート用の鉛筆と鉛筆削りでした、なぜかというとマークシートではなく答案用紙に番号を書くタイプの試験だったからです。
また、シャープペンシルと消しゴムがなぜ二個ずつなのかと言うと、落としたり壊れたりしたときの予備を持っていると焦らずに済むと思ったからです。
これから試験に挑まれる方はバックアップ用の文房具を持っていったほうが安心できるかもしれません。
試験そのものの感想
まず、多岐選択式の試験のほうですが、今回の試験は過去問で見たことがない問題がほとんどでした。そのため、過去問を暗記していた人には結構つらい問題ではなかったかと思います。また、そのためかどうかはわかりませんが、試験時間が足りなくて全問解けませんでした。とはいえ解いてない問題についても一応数字は書いておきました。これはテクニック的な話になりますが、わからない問題でも選択式の場合はとりあえず回答をしておきましょう。万が一というか5択問題なら五分の一で正解なので解答欄に空欄がないようにしましょうね。
小論文のほうは小論文と言うよりは自分の考え方を書く作文でしたが、こちらのほうはすらすらと書けてそれほど困りませんでした。心がけていたのは試験官が採用したくなるような文章を書くことでした。なんでもそうですが、逆の立場にたって考えることが出来るようになるとうまくいくと思います。
試験終了後
私は持病で右肩がずっと痛いのですが、試験が終わった後痛みが軽くなりました。おそらく緊張で痛みが増していたものと思われます。
また当然ながら非常に疲れました。いまこの文章は1次試験の合格発表前に書いていますが、かなりソワソワします。あまり試験の結果を考えないようにするために仕事に没頭したり、ゲームに没頭したりしています。また、薬で対処出来る部分については薬で対処したりもしています。
おわりに
公務員試験を受けた顛末を今回は書いてきましたが、これから公務員試験の受験を考えておられる方には少しは参考になったでしょうか?
無事2次試験に進むことが出来たら、そのこともソマチッドブログで書けたらと思います。
それでは今回はここまでにしたいと思います。
またソマチッドブログでお会いしましょう。
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