こんにちは、みけ猫です。
時代によって人々の生活は多様に変わっていきますが、今私には気になっていることがあるんです。
それが「英語」です。
私が子供の頃は、小学生が英語を学ぶことは珍しいことでした。
ですが最近では小学生どころか幼児の頃から英語を学ぶことも多くなっていますよね。
学校の授業も変わり、2020年からは小学生から英語の授業を始めることになりました。
今の時代に「英語」はどう関わってくるのか？
今回は私なりに、実体験も交えて意見を書かせていただきます。
「英語」を学ぶ理由
今の時代に英語は必要なのか？
人によって意見の違いはあるでしょうが、私は「必要」だと思っています。
今は都会に限らず、日本各地で外国の方を見ることは多くなっています。
それに加えてインターネットの機能も向上しているので、パソコンやスマホがあれば海外にいる人と簡単に話すことができます。
なので、いざという時に世界の共通言語である「英語が話せる」という力は、その人にとって大きな力になってくれると思います。
幼児は天才！？
英語がこの世界の未来で必要になってくる可能性は高いと思います。
ですが、まだ小学生にもならない幼少期から英語を学ばせるのはなぜでしょうか？
学ぶ速さと理解の力
まず人間は、子供の頃の方が、知識を身に着けるのが早いです。
０歳から１歳までは何でも吸収する天才期とも言われています。
この期間について、少しわかりやすく書いてみましょう。
例えば「言葉」の学習に関しては、幼児は親や兄弟、周りの人と接し、その人たちが使っている言葉を聞いて、覚えていきます。
個人差はありますが、幼児も1歳を過ぎれば言葉を話すようになりますよね。
それは生まれてから1歳になるまでの1年間で「日本語を覚えた」と言えるのではないでしょうか？
もちろん言葉の詳しい意味や正しい使い方が出来ていないことがほとんどですが、日本語の基礎にはなっていると私は思います。
日本語と英語
先程、幼児は生まれてから１歳になるまでに日本語を覚えた、と書きました。
では、周りの家族が話す言葉が「日本語」ではない時にはどうなるのでしょうか？
おそらく、言葉が日本語であれその他の言語であれ、幼児は家族の使う言葉を覚えていくのではないかと思います。
そしてそれは、同時進行でも覚えられるのだと思います。
例えば、英語圏の人と日本の人が結婚して産まれた子供は、小さい時から英語と日本語の両方を話せたりしますよね。
つまり、生まれてから日本語を覚えていくのと同じように、幼少期から英語に触れさせれば、自然と英語を覚えてくれる可能性もある、ということだと思うのです。
幼少期に「英語」を学ばせるメリット
日本語と英語を同時に覚えられるかもしれない。
とは言っても、普段から日本語と英語の両方を使いながら暮らす家庭というのは珍しいですよね。
なので、幼いころから英会話教室に通わせて英語に触れさせることで、子供が自然と英語を話せるようになることを望む親が増えている、ということなのだと思います。
遊びを交えて
小学生にも満たない幼児に英語を学ばせるには、「勉強」という形ではなく、「遊び」の中に英語を入れていくことが多いです。
幼稚園児のようにある程度の言葉が話せるようになると、物の理解力も上がります。
たとえばりんごが描いてある絵を見せて
「これは何？」
と聞くと、
「りんごー！」
と、子供は元気に返してくれますよね。
それは物を覚えさせられるというより「自分がわかる！」ということを誰かに示すのが楽しいからなのではないかと私は思います。
これを英語に変えて教えていくことで、苦を感じずに言葉を覚えていくのではないでしょうか。
なぜなぜ期を利用する
子供を相手に「勉強をしなさい！」と言っても、嫌な顔をされることは多いですよね。
ですが、子供が積極的に勉強する時期があることをご存じですか？
それは親に対して「あれは何？」「なんでこうなるの？」とひたすら質問をしてくる、いわゆる「なぜなぜ期」です。
2，3歳になると、子供は家族や家の中だけでなく、周りの状況も気にするようになります。
この年頃の子供は脳が急速に発達すると言われており、疑問に思うことがあれば親に「なんで？」と質問を繰り返します。
つまり、なぜなぜ期の子供は、学んだり覚えることが苦ではなく、理解できるようになると、むしろ楽しいと感じるのです。
そして、なんでも知りたがるこの時期に合わせて英語を学ばせると、いろんなことが知りたいと思っている子供にとって「英語」が興味の対象になり、すんなりと英語を学ぶことを受け入れてくれるかもしれません。
必須になる前に「わかる」こと
ここで少し、私の実体験を話させていただきます。
私は小学4年生の頃から英会話教室に通うようになりました。
当時は小学生が英語を学ぶことは珍しいことでしたし、英語を学ぶのは中学生になってからだったので、中学校に入って英語の科目が増えたことは、同世代の子たちにとっては大きな変化だったでしょう。
その中で私が英語に対応できたのは、事前に「英語」に触れ、学んでいたから。
それは今の時代でも同じことなのだと思います。
昔と今では、英語の授業が必須になるタイミングが早くなっただけで「必須になる前から英語に触れておくこと」が子供の助けになるのだと思います。
実際、私は小学生の頃から英会話教室に通わせてくれた両親には感謝していますし、もし自分に子供ができたら同じように必須になる前に学ばせてあげようと、中学生の頃には既に思っていました。
世界とかかわることが増えている今だからこそ、英語が話せることは大きなメリットですし、英語力はきっと子供の力になると思います。
続けること
小・中・高と若いうちに集中して勉強をするのは、若い時の方が記憶力が良いからだと思います。
ですが、学んだこともずっと使わないでいると、忘れてしまいます。
実は私は英会話教室に通っていた経験もあり、中学に入るころには英検3級の資格を持っていました。
ですが、英会話教室に通っていたのは中学を卒業するまでで、それからは特に英語を使うことがなかったので、今では英語はほとんど話せません。
大人になってバイトをしていた時、外国の方に声をかけられたことがあります。
その人は英語で「ここは何をするところなのですか？」と聞いてきました。
英会話を習っていた名残で、相手の英語は聞き取れて意味も分かっていたのに、私はとっさに何も返せませんでした。
「相手が聞きたいことはわかっていたのに」と、あとですごく後悔したのを覚えています。
そしてその頃から「また英語を話せるようになれたら」と思うようになりました。
ですが、大人になってからは学ぶ機会も時間も少なく、子供のころから英会話教室で学ばせてもらっていたことは、こんなにもありがたいことだったのだと痛感しています。
未来を英語と共に
子供の頃、数学の授業や科学の授業で難しい計算式や化学反応を習った時「こんなの将来使わないよ」と思ったことは、誰でも一度はあるのではないでしょうか？
その気持ちはよくわかりますし、将来選ぶ職業によっては使わないで済むこともあります。
ですが「言葉」は、産まれてから最期まで、生きていれば使うものです。
そして世界と深くかかわることが多い今なら、話せる言葉は一つでも多い方が良いと思います。
世界の共通言語である「英語」は、学んで覚える価値はあるものだと、私は強く思っています。
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