こんにちは、みけ猫です。
私の病気についての記事パート2になります。
前回の記事はこちらです!

2回目の今回は、強迫性障害によって起こる強迫症状についてお話させていただきます。
前回の記事でも書かせていただきましたが、私は同じ病気の人に会ったことがないので、症状などは「私の場合」だと思っていただければと思います。

過度な確認
強迫性障害の特徴として、必要ないとわかっていても行為を繰り返してしまう、という症状があります。
わかりやすい例としては、玄関の鍵を閉めたかどうか、気になって何度も確認をすることがあります。
あとはお風呂の湯船にお湯を張るとき、栓がちゃんとしまっているかどうかの確認。
人によって違ってきますが、私にはこの2つの症状が起こりやすいです。
過度な確認の対処法
何度も同じことを確認するのは、私の場合は「わかりやすく大丈夫と思える行動をする」ことで抑えられます。
玄関の鍵をかけたかどうかは、鍵を閉めた後、ガチャンと音が鳴るまで取っ手を引っ張り、確実に「開かない」ことを確認するようにしています。
お風呂の栓の場合は、一緒に住んでいる家族に任せ、自分では手を出さないようにしています。
自分で対処できる方が良いのでしょうが、実家住まいなのである程度は家族に頼っています。

過度な手洗い、うがい
私に一番多い強迫症状は、手洗い、うがいを必要以上に繰り返すことです。
「洗浄強迫」と言われることもある症状で、目に見えないウイルスや細菌、汚れが手から体内へ入っていくのではないか、という強迫観念にかられ、手洗いうがいを繰り返します。
この症状が起こるのは、トイレ関係のことが多いです。
トイレ関係のことは、家の中より外にいるときの方が大変です。
外に出かけているとき、トイレの中に荷物を持って入ることが出来ません。
手は洗えますが、持っている荷物をすべて洗ったり拭いたりすることができないからです。
また、私にとって「綺麗ではない」と思えるものを触ってしまった時など、個人的な嫌悪感に対して出てしまいます。
お手洗い関係への対処法
家族で出かけているなら荷物を預けてトイレに行くことができます。
ですが仕事に行くときなどは、どうしても1人になってしまいます。
そんな時にありがたいのは「会社」の存在です。
外で見知らぬ他人に荷物を預けることは出来ませんが、会社なら自分の荷物から安心して離れられます。
なので、仕事でソマチッドに通うようになってからは、会社にいる間に1回はトイレに行くようにしています。

強迫症状が起こる対象
私の強迫症状はトイレに行く、外に出る、という行動によって起こる場合と、行動ではなく見ただけで強迫症状が出てしまう「対象」もいくつかあります。
例えば薬や洗剤。
薬は自分が使っているものだったらある程度は大丈夫なのですが、出来れば触りたくない対象です。
その他には、植物に触れません。造花でも駄目です。
動物や虫などの生き物も触れません。
それは植物や動物はどうしても不清潔だから、という気持ちが抜けないからです。
強迫症状の原因となる物への対策
強迫症状を起こす対象への対策は、とにかく遠ざけることです。
洗剤はお店に売られている状態の物でも抵抗があるので、私はなるべく洗剤などが売られているコーナーには近づかないようにして自衛しています。
植物は見るだけなら大丈夫なのですが、近くを通るときは服や荷物に当たらないよう、慎重にすり抜けます。
動物に関しては、ペットショップやペット用品の売り場には近づかず、ペットショップがあるとわかっている場所を通るときは、なるべくそちらを見ないように通り過ぎます。
植物が駄目なことから来るのか、造花や木製の小物なども触れない対象になることが多いです。
一人で買い物をするときは、少しでも「駄目かもしれない」と思う物には触らないことを前提に行動しています。
どんなに興味があるものでも、気になるものでも、強迫症状が起こることの方が厄介なので、とにかく遠ざけるのが私の対策です。
それでも外では散歩中の犬など、予想外に動物と会うことは、どう頑張っても防ぎようがないです。
そんなときのために、私はスプレーボトルに水を入れて持ち歩いています。
動物に限らず、何かを触ったりして嫌悪感を感じたとき、水を手にかけることで少し気持ちが落ち着きます。

まとめ
今回は私に起こる強迫症状とその対処法について書かせてもらいました。
この記事で書いたのは、今の私の状態での対処法で、強迫性障害で起こる症状は時間と共に変わることが多いです。
そしてそれに対処するには、私1人の力ではどうしようもないこともあります。
今までは家族が協力してくれていましたが、ソマチッドに勤めてからはスタッフさんも手を貸してくれるので、とても感謝しています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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