はじめに
いつもお世話になっております。株式会社ソマチッドのおなすです。
今回はわたしのうつ病の経過と題しまして、私が仕事中にうつ病を発症してからの経緯をざっとお話したいと思います。
今回書く事柄の前に2回ほどうつ病であったのではないかという時期がありましたが、その時は病院に行っていなかったので、うつ病であるかどうかは確かではなかったので今回は割愛しようと思います。
今思えば半年前からうつでした
ある年の9月に私は会社に行けなくなりました。会社に行くどころか、部屋を出ることすら一苦労で、病院に行くのも必死でした。
ですが、その年の2月からもうすでに軽いうつになっていたような気がします。きっかけはチャットでよくお話をしていて、行き来もあった友人が自殺したことのように思います。
職場にいたときに携帯電話に電話がかかってきて出ると、警察官からの電話でした。その友人が自殺した旨と、何か知っていることがないかどうかを聞かれました。そのときかなりショックを受けていたようで、側にいた上司には「大丈夫か?」と声をかけられたことを覚えています。
その後は通夜にも出席し、葬式も出たのですが、そのあたりかなり記憶が曖昧になっています。ただ、そのときは別に体の不調を感じてはいなかったのです。
思い返せばそこから半年の間、私は普通ではなかったと思います。妙に怒りっぽくなったりしていました。でもそのことに自分では気がつけずに過ごしていました。
それでも仕事を普通に続けられていたのは、当時の仕事が外回りの仕事で日光をしっかり浴びていたし、体を動かす仕事だったので、その2つが良い方向に作用してひどいうつにならなかったのだと思います。
2月から7月までのざっとした流れ
記憶が定かではないのですが、1月頃社内の昇進試験を受けました。上司の推薦もよかったのか、4月には見事合格し、栄転が決まっていました。
ところが、実際にいつ異動になるのかは教えてもらえず、わりとイライラしていたことを覚えています。
ゴールデンウィークに彼女が出来たりもして、わりと人生のイベント目白押しな時期でした。
そして7月に異動が決まり、異動をしたまではよかったのです。
変化が多すぎました
7月の異動の際は引っ越しもしましたし、仕事内容も外回りから事務仕事に変わりました。わたしは以前医師に適応障害と言われたことがありますが、元来新しいことに適応するのが非常に苦手で、変化を嫌う性格の私にとってはこの年は変化が多すぎたのです。
新しい職場で困ったこと
新しい職場で困ったことは、誰にも仕事を教えてもらえないということでした。
係長が異動でいなくなり、その代わりに入ってきたのが私だったのですが、係長の担当していた仕事で管理業務以外を任されたのですが、引き継ぎも特になく、去年の書類を引っ張り出してそれに習って仕事を進めていくような形でした。
特に困ったことは、配属されて一週間で自分の担当業務はすべて把握していないとおかしいと言われたことでした。去年の資料を見ればわかるとも言われましたが、その資料を探すのも書庫に入って書類と格闘せねばならなかったので非常に大変でした。
わからないことがあったときに聞く相手もいないというのはものすごく大変なことでした。
突然食事ができなくなりました
その年の9月の最初の週だったでしょうか、体調不良になりました。友人から以前聞いていたうつ病の初期の症状に似ていたことから、精神科を受診しました。精神科では軽いうつと診断されデパスという薬が処方され、薬を飲み始めるとたちどころに元気になりました。
翌週の金曜日、いつものように職場に配達された弁当を取ってきて、インスタント味噌汁にお湯を入れて作りました。ですが、目の前のそれらが食べ物に見えないし、お腹もすいていないので食べられなかったのです。それに頭も痛くなってきて、気分も悪くなってしまいました。
その日は午後お休みを頂いて病院に行ってから家に帰ったのですが、翌日になっても体調は回復せず、月曜日になっても出社はおろか部屋を出ることすら困難になっていました。
病院をかわりました
最初に行った病院は職場からは近かったのものの、自宅からは遠かったので行くのが大変で家の近くの病院に移りました。もう一つ病院を変えた理由があって、それは処方された薬を飲んだら悪化したので、最初の病院に不信感を持ってしまったからです。
その頃の記憶はわりとあいまいなのですが、食事がとにかく取れなかったことを覚えています。食べ物が食べ物に見えず、食べても味がしない状態でした。また、それまで楽しかったことも、なにをしても楽しくなくなっていました。
食事がほとんど取れないため、病院で経腸栄養剤を処方してもらいそれを飲んで過ごしました。経腸栄養剤とはカロリーメイトのドリンクタイプのようなものです。
おわりに
中途半端なところで区切ってしまいますが、つづきはその2で書きたいと思います。
今回こうして振り返ってみて思うことは、親友の自殺、昇進、彼女が出来る、など、いろんなストレスの要素が溜まった結果うつを発症したのだということです。
似たような状況の人が早めに受診してうつの早期治療ができればと思いこの文章を書きました。
いつもソマチッドブログを読んでいただきありがとうございます。
それではまたソマチッドブログでお会いしましょう。
コメント