はじめに
いつもお世話になっております。株式会社ソマチッドのおなすです。
今回はわたしのうつ病の経過【実録】その2でございます。
前回の記事はこちらです。
彼女の実家にご厄介になることに
うつで会社を休んでいたときに、当時付き合っていた彼女の家に遊びに行きました。わたしがうつで一人暮らししていることの不安を話すと、彼女の母親が「うちに来れば」と言ってくれたので、ご厄介になることにして引っ越しました。
引っ越しも何故か家財道具をほとんど処分して車1台で引っ越しました。病気なのかなんなのかこのころの私はものを捨てまくった覚えがあります。
方向感覚も狂っていて彼女の家に着くまでにずいぶんと道に迷った覚えがあります。また車のメンテナンスもきちんと出来てなかったので走行中にタイヤがバーストしたりといろいろ問題があったように覚えています。タイヤのバーストについてはサービスエリアで交換してもらうことが出来て難を逃れました。
そして訪れた過眠
会社に行けなくなったのが9月のことで、11月に彼女の家に厄介になっています。
彼女の家に住んでからは安心感が出たからなのか、1日20時間は寝て過ごす時期が年明けまで続きました。20時間寝て、起きたら食事をしてまた寝るというような生活で、毎日が飛ぶように過ぎていきました。
気持ちという点では彼女の家は猫を飼っていたので、猫たちが私の癒やしになっていたと思います。また、食事などを作ってくれた彼女のお母さんには感謝しきりです。
また、病院は当然別の病院に変わったのですが、そこでは以前3種類ほど処方されていた漢方薬が全部なくなりました。
つかの間の休息からの引っ越し
彼女の家にご厄介になっていたのですが、別居している彼女のお父さんから、間接的に家を出ていくように言われ近所の賃貸住宅へ移りました。
何故かこの頃はモノを買い揃える気力がなく、家を借りたときに洗濯機を買ったぐらいで、ものが本当に少ない部屋で暮らしていました。何故か七輪を暖房に使っていて一酸化中毒になりかけたのを覚えています。
また、食事は不規則で、そもそも食欲が普段ないためにスーパーに行って、食べられそうなお惣菜を買って食べるような状態が続いていました。しかし、体重はそれほど落ちなかったので、必要なカロリーは取れていたのだと思います。
また妙に元気な日もあって、そんなときは長距離を自転車で移動したりしていました。
車の購入、そしてまた引っ越し
実は彼女の家にご厄介になった直後、車の調子が悪くなって車を手放していたのですが、彼女いわく、車を持っていた頃のほうが調子が良かったと言っていたので、車を購入することにしました。
それからほどなくして、体調が回復してきたと思ったので、職場へ復帰するために職場近くの家へ引っ越しました。
しかし、引越し後も体調はあまり良くならず、職場の産業医と定期的な面談を行っていましたが、結局体調は戻らず職場に復帰することはかないませんでした。
そうこうしているうちに金銭的に厳しい状況になり、また彼女の実家にご厄介になることになったのです。こういうバタバタした動きになったのはうつ病によって判断力が落ちていたからなのだと思っています。今になって思うのは、うつ病のときは大きな動きはせずに病気を治すことに専念するべきだということです。また、車はこのときに売りました。
彼女の家にご厄介になるも・・・
二度目の彼女の実家でありましたが、程なくして出ていってくれと言われます。まあ仕事も出来ない他人を助ける義理はそれほどないと思うので、当然のことかと思います。また彼女のお母さんからしたら、結婚相手としてはちょっと困るよねということだったのだと思います。
そして、家族に相談した結果、祖父母が暮らしていた家が空き家になっていたので、そこに住ませてもらうことになりました。
お涙頂戴ではありませんが、わたしの入居にあたって居室の畳替えをしてもらいましたが、風呂は壊れていて、家の2階は荒れていて人が踏み込める状態ではありませんでした。これはあくまで事実を申し上げているだけで同情がほしいわけではありません。ちなみにお風呂は銭湯通いですませていました。
ふたたび職場の近くへ引っ越し
職場の近くへまた引っ越しました。
そして今度こそ職場へ復帰するつもりだったのですが、会社のほうから復職の許可が下りず、結局休職期間満了での退職になってしまいました。3年もの間休職させてもらったことを感謝すべきかもしれませんね。
また、休職期間が満了したことで、傷病手当金がもらえなくなり、収入がなくなってしまいました。
そして、かなりの紆余曲折を経た上で生活保護を受けることになったのです。
おわりに
わたしのうつ病の経過その2ということでお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
自分で書いてみて思うことは、書きたくないことを差し引いて書いても結構なボリュームの文章になったことが驚きでした。
この文章がうつで苦しんでいる人のお役に少しでも立てたらと思い筆をとりました。
それではまた、ソマチッドブログでお会いしましょう。
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