印鑑は一生もの
お久しぶりの人はお久しぶりです。初めましての方は初めまして。ソマチッドのおなすと申します。今日は人生で生きていく上で必要な印鑑についてお話をしたいと思います。私もこのタイトルをつけて大げさな気がしますが、新卒で就職したときに先輩から「印鑑セットを買っておくと一生役立つよー」と言われたことを思い出しますが、印鑑は一生ものだと思います。
どういう場面で必要なの?
印鑑には実印、銀行印、認印の三種類があります。認印は普段バンバン押している気がします。若いときには出勤簿に印鑑を押していた時期もありました。銀行印はまあ通帳作るときに使う印鑑ですよね、でも、実印ってなんじゃらほいと私はなってしまいます。重要な契約の時に押すものとか印鑑証明が必要とか断片的な知識はありますが、わりとぼんやりした知識を持っています。
実印はこんな場面で使います
基本的に実印は、必要のないときは押さないものです。裏を返せばとても重要な契約の時のみ使用するものです。以下に具体的な例を挙げておきます。
- 不動産取引(土地・建物の売買、抵当に入れるなど)
- 自動車の購入、個人間の売買
- 電話加入権の取引
- ローン契約
- 遺産相続
- 公正証書の作成(契約書、金銭消費貸借証書、遺言状など)
- 法人の発起人となる(会社設立など)
- 官公庁での手続き(恩給・供託など)
この中では家を買うとき、自動車を買うときが割と馴染みがあるのではないでしょうか。実印を押す際は書類や契約書の中身をよく確認してからにしましょう。また、白紙の書類などに安易に実印を押すことは大変危険なのでやめましょう。
銀行印は当然銀行で使います
銀行や農協など金融機関で口座を開設する際に必要なのが銀行印です。銀行で口座を作るときや、口座引き落としで支払いを申し込む際に使われます。
万能選手な気がする認印
認印を使う場面を列挙します。
- 申込書や契約書への押印
- 履歴書に押印
- 婚姻届、転入転出届、出生届など役所への届け出
他にも職場で稟議書にハンコを押したり、宅配便の荷物の受け取りに使ったり、回覧板に押したりと「ハンコを押す」と言えば基本的にだいたい認印ですね。簡単なものでしたら私も含め浸透印を使う人が多いのではないでしょうか。職場の書類によっては浸透印は不可というところもありますし、履歴書は朱肉を使って押す印鑑にしたほうがいいです。
お辞儀ハンコという印鑑の押し方があります
皆さんは稟議書ってご存じでしょうか。会社などで関係者に書類を回して承認を求める書類ですが、これに押すハンコを左に傾けて、まるでお辞儀をしているように押すというものだそうです。私の今までの社会人経験ではそういったことはなかったのですが、業界によっては常識的なマナーだそうです。私が昔いた会社では乾杯でグラスを合わせるときは上司より下から自分のグラスを合わせるとか、瓶ビールを上司にそそぐ場合はラベルが上というマナーがありましたが、別の会社に行くとそんなマナーはなかったので、ところ変われば品変わるといったところでしょうか。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。印鑑について調べたことを書いてまいりましたが、お役に立ちましたでしょうか。私は新社会人になったとき先輩にお勧めされた印鑑セットを買わなかったのですが、のちのちの事を考えると若いうちにしっかりした実印を作っておけばよかったと後悔しています。それではまたソマチッドブログでお会いしましょう。

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