実録・超貧乏生活事例集

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はじめに

いつもお世話になっております。株式会社ソマチッドのおなすです。今回は私が実際に体験した超貧乏生活を書いてみようと思います。時系列はばらばらですので現在(2021年4月)では使えないテクニックも含まれていますが、読み物と思っていただければ幸いです。

パンの耳

記憶が定かではないのですが、小学校高学年の頃、パンの耳をよく食べていた時期があります。なぜうちが貧乏だったかの話は割愛しますが、とにかくパンの耳をよく食べていたのです。

当時は行きつけのパン屋さんでパンを買うついでにパンの耳を無料でもらっていました。当然普通の食パンを買っているので朝食などは食パンのときもありましたが、朝にパンの耳を食べることもありました。

パンの耳の食べ方は主に2通りで、パンの耳にスライスチーズを載せて食べる、パンの耳にマーガリンを塗って砂糖をまぶして食べることがありました。いずれの場合も電子レンジで温めて食べていました。

また母親が在宅の折にはパンの耳を一口大に切ったものを油で揚げて食べていました。これは主食というよりおやつですね。
しかしパンの耳はおいしかったのです。安メシではありますがおいしいものを食べていたと思っています。

レトルトカレー

米だけはいっぱいある状況で、お金がほとんどない状態のときは3食レトルトカレーということがありました。明日食べるものがない(コメはある)状況になったとき、親戚に電話したら食料と衣類を持ってきてくれたのがいい思い出です。

しかし3食レトルトカレー生活は若いからできていたのだと思います。今やるとおそらくぶっ倒れるのではないかと思います。

ピザとハンバーガー

若いとき新聞奨学生をしていたときの話です。朝刊を配るため毎日朝3時に起床して仕事をしていました。仕事が終わるのがちょうどモーニングの時間帯だったので、ハンバーガー屋(ドムドムバーガーだったと記憶しています)で終業後にモーニングを食べて、夕刊を配る前にピザ屋に立ち寄ってビザを食べるという1日2食の食生活を1週間ほど続けていたことがありました。

なぜそんな食生活を続けていたかというと、好きなものが食べられるうえに、安くつくからというのがあったのです。

その生活が1週間ほど続いたある日のこと、朝刊を配り終えて家に帰ると倒れるように眠ってしまい、なんと12時間も寝ていました。目覚めると舌がしびれていて、とにかく野菜をいっぱい食べなければと思いました。重たい体をひきずって近所の中華料理屋に行って野菜炒めを頼み、しっかり食べるとまた12時間寝てしまいました。

その日の夕刊と翌日の朝刊の配達は休みだったので仕事に穴を開けることはなかったのですが、栄養バランスの悪い食生活をしていると倒れるといういい見本だったと思います。私が中華料理の肉野菜炒めが好きなのはこのときの経験が基になっている気がします。

テレビ

スマホ世代の若者にはテレビが無縁という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は長いことテレビを持っていません。NHK受信料を払わなくて済むし、電気代の節約にもなります。

テレビがうちになくても特に困ることはない人にはお勧めの節約法です。ただ、NHKの人にテレビがないことを伝えても定期的に訪問してくるのだけは覚悟しておいたほうがいいと思います。

風呂

風呂の水を1週間替えずに入っていた時期があります。もちろん現在は毎日水を換えています。(そもそもいまの自宅には追い炊き機能がありません)ほかに風呂に関する節約法としては二日に1回入るとかもありますね。

お風呂が壊れている家に住んでいた時は近所の銭湯に通ってましたが、これも2日に1回にしていました。1回400円ちょいかかっていたので、これは目に見える節約ですね。

ハムと食パンとマヨネーズ

安上りかつ簡単に作れてすぐ食べられるものとして食パンにロースハムを載せて、マヨネーズをかけたものを学生時代よく食べていました。この手の簡単安メシは、納豆卵味噌汁とか、インスタント袋麺に卵とハムを入れたものなどがありました。また学生食堂がリーズナブルだったので、朝昼晩学生食堂で食べていた時期もありました。

セルフうどん

セルフうどん屋でネギと鰹節と天かすを山盛りにして食べていた時期がありました。お店の人ゴメンナサイ。これはいまでも出来るテクニックではありますが、今現在やるとかなりの顰蹙を買いそうなのでお勧めはできません。あと栄養バランスはかなり悪いのでその点でもお勧めできません。

パーティ

パーティではなんのことかわかりませんね。学生同士集まってみんなで食事をすると格安でいっぱい食べられるので、よく友人宅に集まっていました。もちろん会場が私の自宅ということもありました。メニューは鍋か焼きそば、お好み焼きが多かったように記憶しています。
私がうっかり鍋に大量の日本酒を入れてしまったとき、酒を飲んでない人まで酔っていたのが面白いエピソードでしたね。

おから

おからは量があっておいしくて安くて栄養があるので1時期食べまくっていましたが、すぐに飽きましたね。私の中では食べまくってすぐ飽きた食品は、他には菓子パンともやしです。

飲み物

水道の水をそのまま飲めば安上りですが、それは地域によってはしんどいのでもっぱら麦茶を飲んでいました。別記事にも書きましたがカロリー摂取もかねてコーヒー牛乳は愛飲していました。コーヒー牛乳の派生形として炭酸飲料もカロリー補給に利用していました。

カロリーメイト

3食カロリーメイト生活は安くつくのですが、複数の友人がこれをやって失敗しています。ぶっ倒れて実家から親が迎えに来たりした人もいたのでかなりお勧めできない方法です。また類似のものとしてナッツだけを食べて生活していた人がいましたが、この人の場合は親が迎えに来てそのまま退学してしまいました。こっちは絶対真似しないでください。

見切り品【半額命】

賞味期限の切れかかっている食品は半額のシールが貼られたりして安くなるのは、貧乏生活をしたことがある人でなくとも常識ですね。

私は実家が雑貨屋を営んでいたので、売れ残りの古い食品を食べていたため、少々傷んでる食品でもお腹を下すことがありません。昔のことですが、生えていたカビを取ったローケンパンを電子レンジで温めて食べたら、私は平気だったのに、一緒に食べた友人が2時間ほどトイレにこもりっきりになってしまいました。

半額シールが貼られるのを待ち構えたり、他の人と競争をするなんてことはしませんでしたが、スーパーで半額シールを見ると手が出るのが結婚するまで続きました。結婚してからは妻が古いものを食べると問題が出る普通の人だったので半額モノを買うときは私が責任をもって食べれるモノだけにしています。

格安SIM

皆さんは携帯電話どこのキャリアを使ってらっしゃるでしょうか。3大キャリアも安い料金プランを打ち出してきて、全体の電話料金は下がっているかもしれませんね。
私の場合は随分前からOCNモバイルワンの格安SIMを使っています。いまは月々の電話料金は2000円程度で、いま使っているスマートフォンはSIMとセットで購入した800円のスマホです。

いまの電話代に慣れてしまうと電話にお金をいっぱいかけるのは馬鹿らしいですね。当然家の固定電話は契約していません。最近はひかり電話というのもあるので固定電話も安くつけられるようですが、節約できるところはできるだけ節約したいですね。

小麦粉

中学生の頃通っていた塾では冬季になるとストーブがついていて、小麦粉を水で練ったものが傍らに置いてありました。
この小麦粉を練ったものをストーブの上で焼くとちょっとしたおやつになるので食べていました。これは貧乏メシというよりは単なる安メシのような気がします。

おわりに

今回は貧乏生活事例集ということで、私が実際に経験した貧乏エピソードをまとめてみました。お楽しみいただければ幸いです。それではまたソマチッドブログでお会いしましょう。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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